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No.364 鉄錆地猿頬 Tetsu sabiji sarubo
鉄錆地猿頬 江戸時代
Tetsu sabiji sarubo [Edo period]
頬の縁を歯形に打ち出した鉄錆地猿頬。頬に緒便りの折釘を打ち、顎下に楕円形の汗流孔を一点穿つ。顎脇には緒便りの釘を花菱座に打つ。面裏は朱漆塗。垂れは鉄黒漆塗板物五段を紺糸素掛威とし、裾板には熊毛を植える。鋭い皺の打ち出しなど半頬ながら見所溢れる作となっている。
頬の縁を歯形に打ち出した鉄錆地猿頬。頬に緒便りの折釘を打ち、顎下に楕円形の汗流孔を一点穿つ。顎脇には緒便りの釘を花菱座に打つ。面裏は朱漆塗。垂れは鉄黒漆塗板物五段を紺糸素掛威とし、裾板には熊毛を植える。鋭い皺の打ち出しなど半頬ながら見所溢れる作となっている。
