鎧兜買取販売　甲冑「本陣」

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　No.151　鉄白檀塗菱綴桶側二枚胴具足　Tetsu byakudannuri okegawa 2maido gusoku

鉄白檀塗菱綴桶側二枚胴具足 今治藩士砂田重教所用
兜銘　今治家中 明珍紀宗隆 砂田重教作之
前立銘 好道
面頬銘　明珍宗隆 砂田重教
胴銘　明珍宗隆 砂田重教
江戸時代後期

Tetsubyakudannuri hishitoji okegawa 2maido gusoku
From Imabari clan Sunada Shigenori
Kabuto signature : Imabari kachu Myochin ki Munetaka Sunada Shigenori korewo tsukuru
Maetate signature : Yoshimichi
Menpo signature : Myochin Munetaka Sunada Shigenori
Dou Signature : Myochin Munetaka Sunada Shigenori
[Late Edo period]

砂田好治重教は江戸時代後期の今治藩士。砂田家は代々久松松平家に仕えた鷹匠。第一次長州征伐に従軍したとの記録がある。明珍宗隆は今治藩の具足師の家門で、江戸で修行した後今治で甲冑製作をした。 兜は鉄の頭形兜にヤクの毛を植えた乱髪形兜。大きな木彫金箔泥塗の唐獅子前立は好道の額銘あり。吹返しには金銅蛇の目紋を打ち、鉄黒漆塗五段日根野しころを紺糸素掛威とする。鉢裏に鏨で連名を刻む。唐獅子前立は木彫金泥塗で裏に額銘を刻む。面具は鉄黒漆塗猿頬。顎下に額銘を刻む。胴は鉄白檀塗胸取桶側胴で、胸板裏に額銘を刻む。鉄黒漆塗の杏葉に金銅蛇の目据紋を打つ。草摺は練革黒漆塗碁石頭札七間五段下りを紺糸素掛威とし、下段にヤク毛を植える。袖は鉄黒漆塗碁石頭札七段当世袖を紺糸素掛威とする。三具は鉄金箔押篠籠手、練革黒漆塗伊予佩楯、鉄黒漆塗篠脛当からなり家地一作。受筒と蛇の目紋の鉄扇、砂田氏と書かれた無紋の櫃付。ヤクの毛をふんだんに使い、胴は白檀塗とした明るく見栄えのする具足。
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