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No.369 鉄黒漆塗隆武面 Tetsu kurourushinuri ryubu menpo
鉄黒漆塗隆武面 江戸時代
Tetsu kurourushinuri ryubu menpo
[Edo period]
鼻先を鷲鼻に尖らせた黒漆塗の隆武頬。鼻は掛外し、鼻下は大きく開ける。頬に太刀除、顎に緒便釘を打ち、汗流孔は設けない。耳には六葉孔の他に三点孔を穿つ。裏は朱漆塗。垂れは菖蒲革で蝙蝠付とし、練革黒漆塗碁石頭札三段を白糸紺糸毛引威紅糸二段菱綴とする。ゆったりとした上品な面相で、非常に大ぶりな迫力のある隆武面。
